裸生の木

晁真
:な;何をイメージして描いたのですか?
無空魂
:何をイメージしたと思いますか?
晁真
:うぅ;最初この形を見たとき、なんか嫌だなぁって思いましたが
:ふ、ふぐりですか?;
無空魂
:いいえ
晁真
:ふぅー、良かったです;
:なんだろうなぁ、色がついてから少し落ち着きましたが
:なんか、ちょっとまた変なものが思い浮かびました;
無空魂
:性器関係ではないですから、心配しなくてもいいですよ
晁真
:そうでしたか;なんか形といい、色といい
:あー;何を言っているんだ;そんなこといったらきりがない
無空魂
:らしょうの木です
晁真
:らしょうの木?;えっと漢字で出てきません;
無空魂
:裸生の木です
晁真
:ぶ
:性器関係じゃないっていったじゃないですか;
無空魂
:裸生とはありのままの姿のことですよ
:己の姿かたち、生き方のことです
:それをつかさどる木をイメージして描いてみました
晁真
:ずいぶん怖い形をしていますね;
無空魂
:人の姿・生き方を形にすると、どうしてもさわやかには描けないのですよ
:複数の人間の生き方をみれば、このような形にもなるのでしょうかね
晁真
:なるほど
:では、またよろしくです
無空魂
:はい