「数字の意味で気質」とはどういうこと?

今日も自分に問いかけてみました。
今日は、第一章、第一節、其の三十八の
「数字の意味で気質」とは
どういうことかを問いかけてみます。
Me :数字の意味で気質とはどういうことですか?
Me2:どういうことだと思いますか?
Me :辞書の中に、人間がそれぞれ別にもつ身体的、精神的な性質をいう
   :とありますが、意味はこれでいいですか?
Me2:はい
   :ここでいう気質はどういうことかを考えましょうか
   :何が思い浮かびますか?
Me :個人差?
Me2:いいえ
Me :個性?
Me2:いいえ
Me :人との繋がりの中での自分?
Me2:いいえ
Me :この世の可能性
Me2:いいえ
Me :自我
Me2:いいえ
Me :多様性
Me2:いいえ
Me :ヒントをください
Me2:いいですよ
   :かにあしです
Me :かにあし?
   :蟹脚でいいですか?
Me2:何が思い浮かびますか?
Me :うーん;調べてみましたが、十脚目のカニ下目とヤドカリ下目とありますが;
   :なんか難しそうですね;
Me2:難しくはないですよ
   :人間がつけた名前です
   :蟹の脚は五対十脚です
   :4対の歩脚と前端が大きなハサミになっています
   :タラバガニやヤシガニは3対の歩脚に見えますが、第5歩脚が甲羅内に
   :折り畳まれています
   :思い浮かぶことを聞かせてください
Me :蟹の脚の違い
Me2:はい
Me :蟹の脚の役割
Me2:はい
Me :蟹の脚に見える個性
Me2:はい
Me :蟹の脚のかたち
Me2:はい
Me :えっと;蟹の脚が気質とどう関係があるのですか?
Me2:蟹の脚は、気質のかたまりです
   :己の身を守るために特化した脚です
   :その脚は、蟹によってまちまちに見えます
   :攻撃するために特化したのではなく、防御のために特化したものです
Me :うーん;それが気質なのですか?
Me2:人はこの世に生まれてくるとき、大きな産声を上げて生まれてきますね
   :なんのためだと思いますか?
Me :なんのためだろう;
Me2:己の存在を示すためではないですよ
   :己の身を守るためです
Me :身を守るため?
Me2:声を出し己の存在を他者へ伝え、身を守ってもらうためです
   :生まれたばかりの赤子は、自分の身を守るものをもっていないからです
Me :それって人の場合ですよね
Me2:そうです
   :哺乳類全般といってもいいでしょうね
Me :蟹は生まれたときから、五対十脚なのですか?
Me2:そうですよ
   :生れながらにして、己の身を守るすべを持っています
   :しかし、生きて行く上では、その身を守る脚を変化させていかなくては
   :いけないです
   :変化していくのに違いがあり、脚に役割があり、その蟹の持っている個性となり
   :形となるのです
   :このことを人間に当てはめて見れば分かりますね
   :人は己の身を守るために、体を使い、頭を使い変化していきます
   :そこには違いがあり、役割があり、個性となり、形として現れて行きます
Me :気質のことですね
Me2:そうです
Me :数字の意味で気質とはどう繋げればいいですか?
Me2:気質とは多様性という可能性のかたまりです
Me :なんか、わたしが最初に言った答えをまるごと使うような答えですね
Me2:蟹脚にもっていきたかったですからね
   :おまえの言っていることは、なかなかいいものでしたね
Me :ありがとうございます
   :数字の意味で気質とは、己の身を守るために、体を使い、頭を使い変化していく
   :違いであり、役割であり、個性であり、形のこと
   :気質とは、多様性という可能性のかたまりなのですね
Me2:はい
と、まぁ、今日も自分に問いかけてみました。

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