十九「重さから逃げだす」

私の考えです。
今日は、六十項目の
十九「重さから逃げだす」です。
何からやっていいのか。どのようにやったらいいのか。分からない
ことはありませんか?昨日まかされたこと、今日まかされると分かっ
ていること、色々あるかと思います。人は何かをまかされることで
自己の力というものを発揮し、身につけ、成長します。
たとえば、学級委員長をまかされたとします。まかされた人は何を
したらいいでしょう。クラスをまとめるために頑張る人もいるかも
しれませんね。クラスの先生とのやりとりをスムーズに行い、クラスの
人たちに知らせる役目をするかもしれません。クラスで決めごとが
ある場合は先頭に立ち、皆の意見を聞いて、まとめることをするかも
しれません。
まかされること。それは人が人としての役割を発揮できることなのです。
しかし、まかされたことを思うように処理できない場合はどうでしょうか。
会社である企画を立ち上げ、期日内に遂行しなければならないとき、
周りとの連携がうまくいかず、悩むことがあるかもされません。
悩んで悩んで道を切り開こうとするかもしれません。悩むということは
頭を働かせて新たな考えを思い巡らせるということです。それだけで
人は力を身につけることができます。たとえ企画したものが、うまく
いかなくても成長は必ずできます。
人のすることには、どんなことだろうと全てに意味と価値があります。
自分が動くことで周りも動くのです。
重さから逃げだすとは、自分が動くことを放棄した人間かもしれません。
人は、何度も何度も失敗を繰り返して成長していきます。失敗を繰り
返すことを恐れて動くことをやめてしまえば、自分も成長できないし、
周りも動かせないと私は思うのです。
それぞれがそれぞれのポジションで力を発揮し、動きやすい世の中作りを
していきたいものです。

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