「真実」

Me :前に真実は表と裏があるっていっていましたね
Me2:そうですね
   :真実はひとつではないです
Me :嘘と真は対ってことですよね
Me2:そうですね
   :嘘も真実であり、真も真実です
Me :前はすっごい分かりづらかったけど
   :今のあなたからならきちんと聞けるような気がします
Me2:では嘘とはなんですか?
Me :うーん
   :偽りを言うことかな?
Me2:その偽りは存在しないものですか?
Me :うーん
   :わたしには彼女がいますと言ったらそれは嘘です
   :存在しないですね
   :わたしには彼女がいなくてその彼女は存在していないです
Me2:では本当のことを行ったとしたらどうですか?
Me :えっと、わたしには彼女はいません
   :あれやっぱり存在していない
Me2:そうですね
   :別のパターンを考えてみましょうか
Me :うーん
   :わたしは肉が好きです
Me2:本当ですか?
Me :いえ、肉はまったく食べません
   :このケースですか
   :肉が好きですというのは嘘で
   :肉が好きだというわたしは存在していないです
   :肉が嫌いなわたしが存在しています
Me2:ここに視点が絡んできます
   :自分から見た視点
   :自分と他者を含めた視点
   :自分から見た視点には2種類の真実が存在しています
   :自分と他者を含めた視点には同一の真実が生まれます
   :視点の共有をすることによって人は視点を
   :同一化しているように見せることが出来るのです
   :これが真実のからくりです
   :自分から見た視点からは2種類の真実が生まれ
   :自分と他者を含めた視点からは同一の真実が生まれます
   :他者が真実を言う時
   :同一の真実のほうが都合がいいわけです
   :ですからチームプレーをして個人プレーをあまり歓迎しない
   :世の中の構造が出来上がっています
   :真実をいうとき同一のほうが都合がいいからです
Me :真実とはなんですか?
Me2:視点を共有するためのだましです

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