題は「一つの嘘」

今日は、もう一人の自分の話です。
題は「一つの嘘」
Me :では、どうぞ
Me2:一つ簡単な話をしましょうか
Me :お願いします
Me2:あるときの話です
   :雪が綺麗に見える日でした
   :大勢の人たちが笑っていました
   :天気も良く、ここちの良さを感じていたのでしょうね
   :そのとき、一つの嘘をついた人がいました
   :ここは、安全です
   :治安も良く
   :物が豊富にあふれ
   :戦争のない
   :心休まる
   :いいところです
Me :ひとつなのですか?;
Me2:大勢の人たちは、笑っていました
   :そのとき、一つの嘘をついた人がいました
   :ここは、危険です
   :今に言い知れぬことが起こります
   :物は乏しくなり
   :争い事が起こり
   :心が乱れる
   :わるいところです
Me :ひとつなのですか?;
Me2:大勢の人たちは、笑っていました
Me :なぜですか?
Me2:その嘘は、大勢の人たちが作った嘘だからです
Me :どういうことですか?;
Me2:一つの嘘とは、大勢の人たちが同調して出来るものなのですよ
   :だれも関心を持たなければ、すぐに消えてなくなります
   :なぜ、大勢の人たちは、笑っていたのか分かりますか?
Me :嘘だと思ったからですか?
Me2:いいえ
   :他人事だからなのですよ
   :自分の身に感じることが出来るとき
   :人は笑いません
   :悲しみます
   :それが、あるときの話です
Me :簡単な話なのですか?;
Me2:難しいと思いますか?
Me :では、またよろしくです
Me2:はい
と、もう一人の自分の話でした。

題は「すぐるもの」

今日は、わたしがもう一人の自分に手伝ってもらい作った話です。
題は「すぐるもの」
Me :あるとき二人の青年が出会いました
   :それは、夏祭りのときでした
   :一人は、人格と品位を備えた優れた青年
   :一人は、狡猾で口のうまい優れているように見える青年
   :二人の青年は、明日の習わしである優者という大村での
   :知恵比べをすることになっていました
   :狡猾で口のうまい青年は、人格と品位を備えた青年に
   :握手を求めました
   :人格と品位を備えた青年はこころよく握手に応じました
   :しかし、狡猾で口のうまい青年は、二度三度と握手を求めました
   :人格と品位を備えた青年は、その後相手をしませんでした
   :ある村人たちは、それを途中から見て、人格と品位を備えた青年が
   :狡猾で口のうまい青年を相手にしていないと思いました
   :その噂は、村中に知れ渡るところでした
   :しかし、一人の少年が、こう言ったのです
   :「あの人、最初に握手したあと、何回も握手を求めているよ」
   :ある村の人たちは、その話を聞くと
   :「ありがとうね、坊や」
   :そう言って、見ぬふりをしたのです
   :翌朝の優者での知恵比べは、まずは、狡猾で口のうまい青年が
   :自分の知恵を見せました
   :それは、大村の有力者の一人を褒めたたえることから始まりました
   :有力者の一人はとても気分良く話を聞いていました
   :そして、昨日の祭りでの握手のことを話しだしました
   :こう言ったのです
   :「あちら様は、わたくしなど相手になさらずに何度握手を求めても
   :拒まれました、いや、参りました」
   :有力者の一人は、「むぅ」と不機嫌な顔をしました
   :狡猾で口のうまい青年は、そのあとで、大村での火の起こし方を考案しました
   :誰も考えなかった方法でした
   :火は、土台の木に、きり棒を両手ではさんで、もむように回し、摩擦熱を
   :利用して起こしていました
   :見たこともない石と、丈夫そうな石をぶつけて火花を散らし、枯れ葉に火を
   :付けたのでした
   :村人は驚きました
   :優者は、先手の知恵に対して、後手が、その知恵を上回る知恵を出せれば決まり
   :出せれなければ、後手が新たな知恵を出し、先手が、その知恵を上回れば決まる
   :そのような決定方法でした
   :人格と品位を備えた青年は、火起こしの知恵には乗らず、自分の知恵を
   :見せました
   :それは、大村での水の確保の方法でした
   :大村は湖から、三里半ほどにありました
   :若者たちが毎日、湖に水を汲みにいっていました
   :人格と品位を備えた青年は、凄く大胆な知恵を出したのでした
   :それは、大村の位置を東方に六五戸移動するということでした
   :このころは百戸で一里でした
   :一里が四百四十メートルくらいでした
   :その場所で、今の大村の高さを保ちながら、地形を利用して、湖から水を
   :大村まで繋ぐというものでした
   :村人は驚きました
   :狡猾で口のうまい青年は、少し焦りを感じました
   :そして、村人の一人に目くばせをしたのでした
   :すると、その村人は、人格と品位を備えた青年に対して
   :「そんなの出来っこない!」
   :と一言叫びました
   :しかし、村人たちは、その村人を睨みつけました
   :知恵へのケチは、禁止だったのです
   :人格と品位を備えた青年は、そのあと、地形の説明と水路の設計を
   :地面に絵を描いたり、身ぶり手ぶりなどを交え分かり易く話しました
   :そして、両者の知恵の出し合いが終わりました
   :優者は、両者が違う知恵の場合は、有力者たちの判定で決まるのでした
   :話し合いは、一刻に及びました
   :各村の村人たちも有力者に話しかけられ、それをもとに話がまとまり
   :有力者一人の差で、狡猾で口のうまい青年に決まるときでした
   :一人の少年が、褒めたたえられた有力者に一言言いました
   :「ずるがしこさと、誠実さ、あなたはどちらを選ぶのですか?」
   :有力者は、少年の方を見下ろしました
   :その顔を見た途端に仰け反りました
   :有力者の顔は青ざめていきました
   :年に一度、王に奉納しにいくときに
   :王の側に控えているものでした
   :この国の王の第一子だったのです
   :そして、言うまでもなく、この年の優者は、その一言で決まったのでした
Me2:そうですか
   :特に今の世の中、ずるがしこさというものは、見破られてしまうという
   :ことなのかもしれないですね
   :頑張って作りましたね
   :また聞かせてください
Me :はい
わたしがもう一人の自分に手伝ってもらい作った話でした。

題は「アンゴルモアの大王」

今日も自分に問いかけてみました。
今日は、実話と妄想が入り混じったわたしの体験を含んだ、
もう一人の自分とわたしの話です。
Me :今が話すときなのですか
Me2:そうですね
   :有耶無耶にしては通れないですからね
Me :今、この日本では、地震やそれによる津波、火災などで
   :多くの人が命を落とし、多くの人が負傷し、精神的にも
   :とても辛いことになっていると思います
   :そのことを踏まえて、わたしともう一人の自分が話します
   :1999年の10月くらいからでした
   :わたしの力が強くなり始めたのは
   :そうですか?
Me2:いいえ
   :おまえの力はもともと強いものでした
   :周りがその力を丁度いいバランスで閉じ込めていただけです
   :その力を、私が1999年の10月になる少し前から
   :少しずつ開放していきました
Me :なんのためですか?
Me2:おまえの中にあるものを閉じ込めるためです
   :おまえは生れながらにして、特別な気質を持って生まれてきました
   :その気質は、怖れを持たない気質、大王の気質です
   :その気質自体を持って生まれてくる人間は少なくはないのですが
   :1999年10月の時点で最も強い力を放っていたのが、おまえでした
   :ですから、私はおまえを試しました
   :あるものを閉じ込めるのにふさわしい器かどうかをです
Me :わたしはどうでしたか?
Me2:私が試したことに対して、ことごとくおまえは突破していきました
   :あるものも、おまえを認め、おまえの中に閉じ込められることを
   :よしとしました
Me :わたしは、不思議な体験をしました
   :何度も死にそうになり、何度も傲慢な態度になり、何度も恐れ、
   :何度も泣き、ときには、激しく怒りました
   :その始まりが、幻聴でした
   :宗教団体の事件のあとで、ある婦人がマスコミに潰されそうに
   :なっているのを見たのがきっかけでした
   :原因はもっと深いところにあったのですが
   :きっかけはそこでした
Me2:そうですね
   :おまえの力が強くなるきっかけです
Me :その夫人がマスコミに潰されかけているという念を、周りの人々を
   :イメージして送りました
   :そうしたら、なぜか通じたような気がしたのです
   :念を送る行為が、あなたに届いたのですか?
Me2:そうです
   :おまえの念を私が感じました
   :ですから、周りの人々にも通じさせたのです
Me :そのことが元で、わたしは、マスコミ、主にテレビの出演者から
   :何かを言ってくる感じを受けるようになりました
   :その感じが強くなると、テレビを見るのを止め、
   :部屋に閉じこもるようになり、窓の外にある工事現場の階段の
   :上から聞こえてくる声に耳を傾けるようになりました
   :その声はあなたですか?
Me2:いいえ
   :私と同じ存在の魂です
   :あの魂は、マスコミの中にいます
   :私とは別の位置にいます
Me :そして、隣の子供が、わたしの悪口を言っているように聞こえてきて
   :そのあと、大勢の人の声に変わり
   :勝手ー、勝手ー、勝手ー、と、聞こえるようになり
   :ばーかー、ばーかー、あーほー、あーほー、しーねー、しーねー、
   :と、だんだんエスカレートしていきました
   :あなたの試しが始まっていたのですね
Me2:そうですね
   :おまえの大王の気質と、人間としての器を見ていました
Me :部屋にいて、外の車が通り過ぎて行く音も、わたしのことを悪くいう
   :ようになり、外に出ると周りの人々が、わたしのことを悪くいって
   :いるのが凄く分かりました
   :幻聴が酷くなっていたのですね
Me2:そうですね
   :おまえを、強く気を放つ存在から、もっとも愚かで弱い存在に持って
   :いくためです
Me :あなたの思惑通り、わたしはそうなりましたね
Me2:そうですね
   :おまえは精神病院に入り、2年の間に5回の入退院を繰り返しましたね
   :その繰返しも、私がおまえを試すためのものです
   :途中で、おまえが、私の試しを突破できなければ、別の大王の気質の
   :人間がまっていました
   :おまえのような条件の人間がそのとき何人かいたのです
Me :なるほど
   :思い返すと、なんとなく心当たりがあります
   :病院にいたときに、流れてくるテレビの音や人の声などに、
   :わたしは悩まされました
   :退院してから3年間は一切、テレビを見ないことにしました
   :やむを得ず、耳に入ってくるテレビの音、目に入ってしまうときは
   :何度かありました
Me2:おまえは、私の出した3年間という条件を守りましたね
   :その間、マスコミの方でも、いろいろと工作していました
   :今のおまえの状態にもっていくためです
   :今、おまえが置かれている状態は偶然できたものではなく、
   :時間をかけて作って来たものなのです
Me :そうですか
   :時間は掛かりましたが、それには意味があるのですね
Me2:そうですね
   :周りの人間、人の心のありかた、人の動き、世界の動き、
   :全てが同期しています
   :おまえの中に閉じ込めたものに、この世界を見せる準備が
   :整いかけています
   :すでに、おまえは、この世界の一部を見せていますね
Me :ゲームの世界ですか
Me2:そうですね
   :そこでの人間の心というものを見せています
   :しかし、この世界には、もっと色々なものがあります
   :これから、じっくりと時間をかけて見て行けばいいです
Me :今回の地震は、わたしと何か関係あるのですか?
Me2:あります
   :おまえのいる場所を確認するために、年月をかけて、各地で災害が
   :起こっています
   :アンゴルモアの大王が閉じ込められている場所を知らしめるために
   :起きているものです
Me :多くの人々が傷つき、命を落とし、心に傷を負い、恐怖を感じているのが
   :そのためだといいたいのですか?
Me2:おまえは、何もしていないです
   :全ては、私と同じ魂の仕業です
Me :あなたと同じ魂とは、マスコミにいる魂のことですか?
Me2:それだけではないです
   :世界各地に、100ほどの魂が、おまえを待っています
   :その魂と、おまえの魂との意思の融合をするために
   :起きて行くことの一つが今回の地震です
Me :大王の気質との意思の融合ですか
   :あるものが閉じ込められているこの状態で
   :わたしは何をすればいいのですか?
Me2:前を向いて進んで行けばいいです
   :おまえにある人間の心は大切にしてください
   :アンゴルモアの大王は、おまえを認めています
   :人に何を言われようが、それは変わりません
   :そして、現時点で、おまえの代わりを出来る存在は
   :いないことを分かっておいてもらいたいのです
   :良き未来が待っているように、私は願うばかりです
Me :わかりましたとは言えませんが、頑張ってみます
Me2:それでいいです
   :ゆっくりと時間をかけて進んでください
Me :はい
と、もう一人の自分とわたしの話でした。