<この世界で歩みを進める、1つの生涯のお話>
この世界は続きます。
私の役目もまだ沢山残っているみたいです。
今は、真面目に仕事していて、
何気なく日々を過ごしている、
どこにでもいる、ごくありふれた、人間のようで人間でない、
自分ともう1人の自分が送る心の世界。
この世界は続きます。
私の役目もまだ沢山残っているみたいです。
今は、真面目に仕事していて、
何気なく日々を過ごしている、
どこにでもいる、ごくありふれた、人間のようで人間でない、
自分ともう1人の自分が送る心の世界。
ようこそ!
「自分に問いかけてみたらNEXT」
わたしの心の世界へ
わたし(真)と、もう一人の自分(ムウ)が
お送りする問いかけによる 心模様で
書き連ねるBlogです。
わたしともう一人の自分が送る
心の世界ですが、 お時間があれば
ゆっくりしていって下さい。
「自分に問いかけてみたらNEXT」
わたしの心の世界へ
わたし(真)と、もう一人の自分(ムウ)が
お送りする問いかけによる 心模様で
書き連ねるBlogです。
わたしともう一人の自分が送る
心の世界ですが、 お時間があれば
ゆっくりしていって下さい。
デザイン名は「なんだろう?20130119」
デザイン名は「と成す」
デザイン名は「視界」
今日は、中の中デザインをアップしました。
もう一人の自分がデザインしたものです。
画像をクリックするとGalleryに移ります
Me :はぁ、なんかまた物凄くリズムの悪い感じが続いています
:わたしはいったい何をしているのだろうって感じです
Me2:ここは、ゆっくりと慎重に進むところです
:慌てるのは禁物です
:まだ周りをよく見るときではありませんが
:自分のことより周りのことに少し気を向けたほうが良さそうです
Me :周りに気を向けるってたとえばどういうことをすればいいのですか?
Me2:つもりです
Me :つもり?
:実際はそうでないのに、そうなったと仮定した気持ちですか?
Me2:そうです
:人はどいうつもりで今いるのか、おまえが考えるときです
:おまえの家族のつもりになって少し考えてみてはどうですか?
:きっと先に進む手がかりが見えてきますよ
次もデザインします。
もう一人の自分がデザインしたものです。
画像をクリックするとGalleryに移ります
Me :はぁ、なんかまた物凄くリズムの悪い感じが続いています
:わたしはいったい何をしているのだろうって感じです
Me2:ここは、ゆっくりと慎重に進むところです
:慌てるのは禁物です
:まだ周りをよく見るときではありませんが
:自分のことより周りのことに少し気を向けたほうが良さそうです
Me :周りに気を向けるってたとえばどういうことをすればいいのですか?
Me2:つもりです
Me :つもり?
:実際はそうでないのに、そうなったと仮定した気持ちですか?
Me2:そうです
:人はどいうつもりで今いるのか、おまえが考えるときです
:おまえの家族のつもりになって少し考えてみてはどうですか?
:きっと先に進む手がかりが見えてきますよ
次もデザインします。
小説「主【NUSHI】」20130111_2
夜、寝床で俺はなぜか眠れなかった
ラウルは宿屋に泊まっているみたいだ
向こうにはアシカが毛布を掛けて寝ている
俺は静かに起きると、家の扉を開けて外に出た
空を見上げると星ぼしが瞬いている
(綺麗だな)
少し俺は歩いた
すると
「よーっす、オルカっち」
誰かが俺に声を掛けてきた
「誰だおまえ」
声のほうを向いて俺は聞いた
「はぁ?おれっちのこと忘れたんすか?」
俺は首を傾げて目を瞑って考えたが
分からない
「サトバですけど」
「剣の稽古をつけてくださいよ」
なんの話だと思った
「剣もっていないぞ」
「あー、この木刀つかってください」
サトバはそういうと木刀を一本投げてよこした
俺は木刀を拾って握った
すると、サトバが木刀を振りかぶって俺に突進してきた
(!?)
ガシッ
俺は木刀でサトバの攻撃を受けた
サトバは一瞬後ろに下がり
木刀を十字に振り払った
その攻撃を俺は受け流している
(!?)
次々にサトバは打ち込んできたが
すべて俺は木刀で受け払った
「相変わらずやるじゃん、オルカっち」
「攻撃してこないんすか?」
サトバは何かを俺に投げた
「うっ!?」
何かが目に入った
「攻撃してこないから、目くらましの刑じゃん」
サトバは木刀を振りかぶると
俺の頭上に振り下ろした
ガシィィッッッ
サトバの木刀がクルクルと回転しながら弾けとんだ
目を瞑っていた俺は木刀を下から上に一瞬の間にすくいあげていた
「ほえー、すげーじゃん、オルカっち」
サトバが手を叩いた
「おまえこんな時間に何しているんだ」
「あー、さんぽっす」
「オルカっちに会えるかなっておもってさ」
「オルカっちもおれっちに会いたかったんでしょ?」
「なんか少し寒いな」
そういうと俺は木刀を返しサトバに背を向けて家に戻ることにした
「また稽古つけてくださいねー」
後ろからサトバが言った
「ああ、またな」
俺は家に向かって歩き出した
(なんなんだあいつは)
少しボーっとなっていた俺は思った
ラウルは宿屋に泊まっているみたいだ
向こうにはアシカが毛布を掛けて寝ている
俺は静かに起きると、家の扉を開けて外に出た
空を見上げると星ぼしが瞬いている
(綺麗だな)
少し俺は歩いた
すると
「よーっす、オルカっち」
誰かが俺に声を掛けてきた
「誰だおまえ」
声のほうを向いて俺は聞いた
「はぁ?おれっちのこと忘れたんすか?」
俺は首を傾げて目を瞑って考えたが
分からない
「サトバですけど」
「剣の稽古をつけてくださいよ」
なんの話だと思った
「剣もっていないぞ」
「あー、この木刀つかってください」
サトバはそういうと木刀を一本投げてよこした
俺は木刀を拾って握った
すると、サトバが木刀を振りかぶって俺に突進してきた
(!?)
ガシッ
俺は木刀でサトバの攻撃を受けた
サトバは一瞬後ろに下がり
木刀を十字に振り払った
その攻撃を俺は受け流している
(!?)
次々にサトバは打ち込んできたが
すべて俺は木刀で受け払った
「相変わらずやるじゃん、オルカっち」
「攻撃してこないんすか?」
サトバは何かを俺に投げた
「うっ!?」
何かが目に入った
「攻撃してこないから、目くらましの刑じゃん」
サトバは木刀を振りかぶると
俺の頭上に振り下ろした
ガシィィッッッ
サトバの木刀がクルクルと回転しながら弾けとんだ
目を瞑っていた俺は木刀を下から上に一瞬の間にすくいあげていた
「ほえー、すげーじゃん、オルカっち」
サトバが手を叩いた
「おまえこんな時間に何しているんだ」
「あー、さんぽっす」
「オルカっちに会えるかなっておもってさ」
「オルカっちもおれっちに会いたかったんでしょ?」
「なんか少し寒いな」
そういうと俺は木刀を返しサトバに背を向けて家に戻ることにした
「また稽古つけてくださいねー」
後ろからサトバが言った
「ああ、またな」
俺は家に向かって歩き出した
(なんなんだあいつは)
少しボーっとなっていた俺は思った
小説「主【NUSHI】」20130111
二
カルサスという山が最初の村の西にある
そのふもとには森が広がりその森の端にこの村がある
森には動物や木の実、果実、キノコ、葉菜類など食料とするものが豊富にあった
しかし、ラースにとり憑くヤドリチヌスの問題がこの数ヶ月の間で頻繁に森から起こっている
ヤドリチヌスは低級の妖魔チヌスビキの霊魂だと言われている
そのことを俺は日記に質問して知った
この日記は使い方次第でとても便利なものになりそうだ
しかし、オルカは実に多くのことをこの日記に記録しているようだ
「そうですか、では、あたしも行きます」
アシカがラウルに言った
どうやらラウルはヤドリチヌスの調査にこの村へやってきたようだ
そして、アシカに色々と話を聞いている
「いえ、少し危険なにおいがします、あの山は」
ラウルは何かを考えているようだ
(カルサスには何があるんだい?)
俺は心のペンを持ったまま、また日記に質問した
「おー、いろいろ聞くね、わたしのわたし」
「わたしの記録には、十二神のひとつが眠っていると記されているね」
(十二神か)
「十二神とは大白鼠、暗黒聖牛、緑北大虎、明紫兎、双青東龍、
赤法蛇、黄賢馬、刻茶玄羊、橙大猿、金西鳳鳥、八銀犬、南無羅亥の十二の神さ」
日記は答えた
「山への道案内が必要ですし、あたしの癒しの魔法がきっとお役に立つかと思います」
アシカがラウルに自分の力を使ってもらいたいかのような言い方をしている
(癒しの魔法?)
「癒し魔法は三魔法のひとつだね、わたしのわたし」
(三魔法とはなに?)
「攻撃、癒し、特殊の3つの魔法のことだね」
日記は言った
「わかりました、アシカさんのお言葉に甘えることにします」
「しかし、危険と判断したときは、このルコの実をを食べてこの村に戻ってもらいます」
ラウルは慎重に言葉を口にしているようだ
アシカはニコっと笑った
「大丈夫です、オルカがいます」
(は?俺?)
心のペンを俺は机に置いた
いきなり俺が出てきたので少しびっくりした
「剣の腕はなかなかなのですよ」
アシカが言う
「どうやら俺の体に剣技が染み付いているようだ」
俺は雪原のことを思い返して言った
「どれくらいの腕なのかは自分でもよく分からないけどね」
そのとおりなのだ
本当に自分でもよく分かっていなかった
「アシカさんが言うのならその通りなのでしょうね」
ラウルが俺を見て言った
「では、明日の朝から、カルサスを調査に行きます」
アシカと俺は頷いた
カルサスという山が最初の村の西にある
そのふもとには森が広がりその森の端にこの村がある
森には動物や木の実、果実、キノコ、葉菜類など食料とするものが豊富にあった
しかし、ラースにとり憑くヤドリチヌスの問題がこの数ヶ月の間で頻繁に森から起こっている
ヤドリチヌスは低級の妖魔チヌスビキの霊魂だと言われている
そのことを俺は日記に質問して知った
この日記は使い方次第でとても便利なものになりそうだ
しかし、オルカは実に多くのことをこの日記に記録しているようだ
「そうですか、では、あたしも行きます」
アシカがラウルに言った
どうやらラウルはヤドリチヌスの調査にこの村へやってきたようだ
そして、アシカに色々と話を聞いている
「いえ、少し危険なにおいがします、あの山は」
ラウルは何かを考えているようだ
(カルサスには何があるんだい?)
俺は心のペンを持ったまま、また日記に質問した
「おー、いろいろ聞くね、わたしのわたし」
「わたしの記録には、十二神のひとつが眠っていると記されているね」
(十二神か)
「十二神とは大白鼠、暗黒聖牛、緑北大虎、明紫兎、双青東龍、
赤法蛇、黄賢馬、刻茶玄羊、橙大猿、金西鳳鳥、八銀犬、南無羅亥の十二の神さ」
日記は答えた
「山への道案内が必要ですし、あたしの癒しの魔法がきっとお役に立つかと思います」
アシカがラウルに自分の力を使ってもらいたいかのような言い方をしている
(癒しの魔法?)
「癒し魔法は三魔法のひとつだね、わたしのわたし」
(三魔法とはなに?)
「攻撃、癒し、特殊の3つの魔法のことだね」
日記は言った
「わかりました、アシカさんのお言葉に甘えることにします」
「しかし、危険と判断したときは、このルコの実をを食べてこの村に戻ってもらいます」
ラウルは慎重に言葉を口にしているようだ
アシカはニコっと笑った
「大丈夫です、オルカがいます」
(は?俺?)
心のペンを俺は机に置いた
いきなり俺が出てきたので少しびっくりした
「剣の腕はなかなかなのですよ」
アシカが言う
「どうやら俺の体に剣技が染み付いているようだ」
俺は雪原のことを思い返して言った
「どれくらいの腕なのかは自分でもよく分からないけどね」
そのとおりなのだ
本当に自分でもよく分かっていなかった
「アシカさんが言うのならその通りなのでしょうね」
ラウルが俺を見て言った
「では、明日の朝から、カルサスを調査に行きます」
アシカと俺は頷いた
デザイン名は「のくち」
小説「主【NUSHI】」20130108_4
(あー、くそー、寝むてー)
朝まで興奮していたのと何かがプツンと切れたのとで
急に睡魔が襲ってきた
俺はその場に崩れるようにして眠りに入った
ブブゥゥーッ
(つめてっ)
「オルカ!オルカ!大丈夫!」
アシカの声が聞こえる
(アシカ・・・)
ブブゥゥーッ
(つめてっ!)
「つめてーなっ!」
俺は少し大きな声を出した感じがした
「大丈夫よ、オルカ、慌てて水の子たちを連れてきて水を掛けてもらったの」
目を開けると
心配そうな顔でアシカが俺をみつめている
なんだか頭がすっきりしてきた感じがする
「水の子は余分な邪気をとってくれるの、それに簡単な治癒もしてくれるわ」
アシカが優しく言った
(そうか、俺の変な邪気は消えたのか)
俺は体を起こした
ラウルがテーブルの椅子に座ってこっちを見ている
「心配したよ、だって日記が床に落ちているし、
ペンも机から離れたところに落ちていたから」
アシカが俺の頭をゆっくりとなでた
(あー、そうだ、あの変てこな日記)
「あたしと一緒に使っているのよ、大切な日記でしょ?粗末に扱わないでね」
「え?アシカも使っているの?」
「何いっているのよ、この日記は心のペンを持って開いた人の心を書き留める日記、
その人にしか見れないし、ペンの妖精の言葉もその人にしか聞こえないもの」
(え?俺にしか見れないし、聞こえないのか?)
「どうやって日記を見ればいいの?」
アシカは額に手を当てて力なく立ち上がった
「オルカ、頭打った後遺症なのかな、記録を見たいと思えば見せてくれるわ」
そういうとテーブルのほうへ向かった
俺はアシカが椅子に座ってラウルと話し始めるのを見ると
机の上においてあるノートとペンに近づいた
するとアシカがチラッと心配げにこちらを見た
「大丈夫、アシカ、ちょっと書き忘れた事があってさ」
そう聞くとアシカはニコっと笑顔になり
またラウルと話し始めた
俺はゆっくりと椅子に座り
ペンを手に持った
そしてノートを手に持つと
「オ・ル・カ・の・日・記」
と文字が浮かび上がった
ゆっくりとページを開いた
「やあー!わたしのわたし!」
ペンの妖精が出てきた
「今日は何をしたのかな?」
さっとアシカたちのほうを見た
二人で話している
どうやら聞こえていないようだ
(前のページを見せてくれ)
「前のページかい、何ページを見たいんだい?」
(うーん、先週くらいかな)
「おーっと、先週ってなんだい?何日前だい?」
(先週を分からないのか、馬鹿な日記だな)
「馬鹿とは失礼だな、わたしのわたし」
(わたしのわたしか、俺なのか?)
「わたしはわたしの心の日記、わたしのわたし」
(7日前を見てみたい)
ノートのページがパララッと少し前にめくれた感じがした
「今日はアシカがいつものように問いかけてきた、
天地が裂けた間からはいったい何が出てきたかと思う?だった・・・」
(な、なに?そんな問いかけあったのか?)
俺は自然と思っていた
「おーう、アシカはわたしにいっぱい問いかけているよ、わたしのわたし」
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
(うーーーん!頭いっぱい!)
両手で頭を押さえた
「どうしたの?オルカ」
「いや、ちょっと頭が疲れたかな」
俺はアシカの顔を見てなんだかホッとした
「そうだ、昨日の夜からご飯食べていなかったわね」
アシカがニコニコしながら言った
「そうだね、お腹すいちゃった」
そう言うと俺はなんだか可笑しく思えてきて自然と笑えた
「あー、オルカが笑ったわ、いいことあるかも」
こうして俺たちは少し遅めの昼の食事をとることになった
朝まで興奮していたのと何かがプツンと切れたのとで
急に睡魔が襲ってきた
俺はその場に崩れるようにして眠りに入った
ブブゥゥーッ
(つめてっ)
「オルカ!オルカ!大丈夫!」
アシカの声が聞こえる
(アシカ・・・)
ブブゥゥーッ
(つめてっ!)
「つめてーなっ!」
俺は少し大きな声を出した感じがした
「大丈夫よ、オルカ、慌てて水の子たちを連れてきて水を掛けてもらったの」
目を開けると
心配そうな顔でアシカが俺をみつめている
なんだか頭がすっきりしてきた感じがする
「水の子は余分な邪気をとってくれるの、それに簡単な治癒もしてくれるわ」
アシカが優しく言った
(そうか、俺の変な邪気は消えたのか)
俺は体を起こした
ラウルがテーブルの椅子に座ってこっちを見ている
「心配したよ、だって日記が床に落ちているし、
ペンも机から離れたところに落ちていたから」
アシカが俺の頭をゆっくりとなでた
(あー、そうだ、あの変てこな日記)
「あたしと一緒に使っているのよ、大切な日記でしょ?粗末に扱わないでね」
「え?アシカも使っているの?」
「何いっているのよ、この日記は心のペンを持って開いた人の心を書き留める日記、
その人にしか見れないし、ペンの妖精の言葉もその人にしか聞こえないもの」
(え?俺にしか見れないし、聞こえないのか?)
「どうやって日記を見ればいいの?」
アシカは額に手を当てて力なく立ち上がった
「オルカ、頭打った後遺症なのかな、記録を見たいと思えば見せてくれるわ」
そういうとテーブルのほうへ向かった
俺はアシカが椅子に座ってラウルと話し始めるのを見ると
机の上においてあるノートとペンに近づいた
するとアシカがチラッと心配げにこちらを見た
「大丈夫、アシカ、ちょっと書き忘れた事があってさ」
そう聞くとアシカはニコっと笑顔になり
またラウルと話し始めた
俺はゆっくりと椅子に座り
ペンを手に持った
そしてノートを手に持つと
「オ・ル・カ・の・日・記」
と文字が浮かび上がった
ゆっくりとページを開いた
「やあー!わたしのわたし!」
ペンの妖精が出てきた
「今日は何をしたのかな?」
さっとアシカたちのほうを見た
二人で話している
どうやら聞こえていないようだ
(前のページを見せてくれ)
「前のページかい、何ページを見たいんだい?」
(うーん、先週くらいかな)
「おーっと、先週ってなんだい?何日前だい?」
(先週を分からないのか、馬鹿な日記だな)
「馬鹿とは失礼だな、わたしのわたし」
(わたしのわたしか、俺なのか?)
「わたしはわたしの心の日記、わたしのわたし」
(7日前を見てみたい)
ノートのページがパララッと少し前にめくれた感じがした
「今日はアシカがいつものように問いかけてきた、
天地が裂けた間からはいったい何が出てきたかと思う?だった・・・」
(な、なに?そんな問いかけあったのか?)
俺は自然と思っていた
「おーう、アシカはわたしにいっぱい問いかけているよ、わたしのわたし」
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
(うーーーん!頭いっぱい!)
両手で頭を押さえた
「どうしたの?オルカ」
「いや、ちょっと頭が疲れたかな」
俺はアシカの顔を見てなんだかホッとした
「そうだ、昨日の夜からご飯食べていなかったわね」
アシカがニコニコしながら言った
「そうだね、お腹すいちゃった」
そう言うと俺はなんだか可笑しく思えてきて自然と笑えた
「あー、オルカが笑ったわ、いいことあるかも」
こうして俺たちは少し遅めの昼の食事をとることになった
小説「主【NUSHI】」20130108_3
(あー、頭がくらくらする)
一晩中興奮して硬直していた
それに苦しかった
アシカとラウルはテーブルの椅子に座って何かを話している
俺はボーっと部屋を見ていた
(小さな家だな・・・二人で住むのにはちょっと狭いな)
そんなことを思っていた
「オルカ」
(なんだか頭がくらくらする)
「オルカ!」
アシカの顔が目の前に現れた
「うわぁ!」
俺はびっくりして仰け反った
心臓がドキドキしている
さっきまでのことだがもちろん頭から離れない
「いや、なんにもしないって!してないから!」
俺は自分で何を言っているのか分からなくなった
「あんた大丈夫?頭打っておかしくなったわね」
アシカの顔を見られない
「あたしはラウルさんとちょっと出かけてくるから家で待っていてね」
そう言うと二人とも出て行った
(ふぅー、行ったか)
俺は冷静になろうとした
胸がドキドキしている
「落ち着けー」
バッ
と椅子から立ち上がった
家の中を少しウロウロし始めた
(うーん、落ち着かない)
ふとさっき座っていた椅子のそばの机に目がいった
机の上にはペンらしきものが置いてある
なにげに椅子を移動して机の前に置き座った
ペンを手に持った
(紙・・・)
机の引き出しを開けた
中には一冊のノートが入っている
(お、一枚もらおうかな・・・自分の家だしな)
引き出しからノートを出してみた
するとノートに題名が浮かび上がった
ちょっとびっくりした
「オ・ル・カ・の・日・記」
(!?)
俺は一瞬手に力が入った
(オルカってどういうやつなんだ)
恐る恐るページを開いた
「やあー!わたしのわたし!」
いきなり光る何かが飛び出してきた
「今日は何をしたのかな?」
ピカピカ光ったペンの形をしたものが話しかけている
俺は呆気にとられた
「なんか鼓動が速いぞ、怪しいぞ」
光るペンに言われると
頭の中にさっきまでのことがまた浮かんできた
「な、なんでもない!アシカの胸がプニュプニュしていたとか思っていない!」
言った俺はなぜだか焦った
「いやや、他も触りたいとかぜんぜん思っていない!思っていない!」
顔が赤くなった
「はは~ん、そうかそうか、わたしのわたし、たしかに記録した」
(?・・・記録)
「なんだ記録って!?」
俺はさっきより焦っていた
「記録とは、わたしの記録、わたしのわたし」
とっさに俺はページを破ろうとしていた
「く、くそー!破れないっ」
「おーっと、わたしのわたし、わたしの記録を破ることは出来ないよ」
「なんだと!」
やけくそになって床に叩きつけた
ノートは開いたままだ
(どうなっているんだ)
光るペンはノートの上に行きそして言った
「ペンを持っている限り記録し続けるよ」
(ぺ、ペン?)
俺は手に持っているペンを慌てて投げた
ペンは壁に当たって床に落ちた
するとノートは閉じ
光るペンは消えた
(なんなんだこのノートは)
冷や汗を俺はぬぐった
一晩中興奮して硬直していた
それに苦しかった
アシカとラウルはテーブルの椅子に座って何かを話している
俺はボーっと部屋を見ていた
(小さな家だな・・・二人で住むのにはちょっと狭いな)
そんなことを思っていた
「オルカ」
(なんだか頭がくらくらする)
「オルカ!」
アシカの顔が目の前に現れた
「うわぁ!」
俺はびっくりして仰け反った
心臓がドキドキしている
さっきまでのことだがもちろん頭から離れない
「いや、なんにもしないって!してないから!」
俺は自分で何を言っているのか分からなくなった
「あんた大丈夫?頭打っておかしくなったわね」
アシカの顔を見られない
「あたしはラウルさんとちょっと出かけてくるから家で待っていてね」
そう言うと二人とも出て行った
(ふぅー、行ったか)
俺は冷静になろうとした
胸がドキドキしている
「落ち着けー」
バッ
と椅子から立ち上がった
家の中を少しウロウロし始めた
(うーん、落ち着かない)
ふとさっき座っていた椅子のそばの机に目がいった
机の上にはペンらしきものが置いてある
なにげに椅子を移動して机の前に置き座った
ペンを手に持った
(紙・・・)
机の引き出しを開けた
中には一冊のノートが入っている
(お、一枚もらおうかな・・・自分の家だしな)
引き出しからノートを出してみた
するとノートに題名が浮かび上がった
ちょっとびっくりした
「オ・ル・カ・の・日・記」
(!?)
俺は一瞬手に力が入った
(オルカってどういうやつなんだ)
恐る恐るページを開いた
「やあー!わたしのわたし!」
いきなり光る何かが飛び出してきた
「今日は何をしたのかな?」
ピカピカ光ったペンの形をしたものが話しかけている
俺は呆気にとられた
「なんか鼓動が速いぞ、怪しいぞ」
光るペンに言われると
頭の中にさっきまでのことがまた浮かんできた
「な、なんでもない!アシカの胸がプニュプニュしていたとか思っていない!」
言った俺はなぜだか焦った
「いやや、他も触りたいとかぜんぜん思っていない!思っていない!」
顔が赤くなった
「はは~ん、そうかそうか、わたしのわたし、たしかに記録した」
(?・・・記録)
「なんだ記録って!?」
俺はさっきより焦っていた
「記録とは、わたしの記録、わたしのわたし」
とっさに俺はページを破ろうとしていた
「く、くそー!破れないっ」
「おーっと、わたしのわたし、わたしの記録を破ることは出来ないよ」
「なんだと!」
やけくそになって床に叩きつけた
ノートは開いたままだ
(どうなっているんだ)
光るペンはノートの上に行きそして言った
「ペンを持っている限り記録し続けるよ」
(ぺ、ペン?)
俺は手に持っているペンを慌てて投げた
ペンは壁に当たって床に落ちた
するとノートは閉じ
光るペンは消えた
(なんなんだこのノートは)
冷や汗を俺はぬぐった
小説「主【NUSHI】」20130108_2
家の扉を開けて三人は中へ入った
「あたしはちょっとラウルさんと話があるから」
「オルカ、先にいってお風呂に入っていて」
「風呂?」
「奥の扉を入ってすぐでしょ」
奥を見た
隠れていて見えない
「あれ?ご飯は食べないの?」
ラウルを見た
微笑んでいる
「お風呂に入ってからにします」
アシカは真面目な顔をしている
「そのほうが落ち着いて話がしやすいです」
俺は頷くしかなかった
奥に行くと扉があり
その手前に服を脱ぐ場所らしきところがあった
(服はここで脱ぐのか?)
アシカたちのほうをみようとしたが見えない
「よし向こうからは見えないな」
服を脱いで
扉をそっと開けて中に入った
じめじめしていて中はガランとしている
タオルとなにかがおいてあるだけだ
「なんだここ?」
「なんだここー、なんだここー」
しゃべりながら周りからいくつかの水の塊が集まってきた
「うわっ!?」
「なんだおまえら」
「なんだおまえらー、なんだおまえらー」
(なんなんだこいつら)
「おまえの名前を早く言え」
水の塊のひとつが言った
「はっ?」
「はっ、はっ」
水の塊たちが繰り返して言う
「なにこいつー、なにこいつー」
少しざわつきだした
(えっと、名前か)
「オルカ」
「オルカー、オルカー」
「・・・・・」
俺はじれったくなった
「なんだよ」
「なんだよー、なんだよー」
ブブゥゥーッ
「うわっ、つめて!」
水をかけてきやがった
「おまえらな」
「おまえらなー、おまえらなー」
「ちょっと頭にきた」
「ちょっと頭にきたー、ちょっと頭にきたー」
ブブゥゥーッ
ブブゥゥーッ
「うわー!つめって!なにしやがる!」
ブブゥゥーッ
すると、扉が開いた
俺は振り向いた
「ラウルさんはちょっと長老の家へ行ったわ」
見ると白い肌をしたスタイルのいい女性が裸で立っている
ふくよかな胸をして
その下は
「え、えーーーー!!?」
「ちょ、ちょ、アシカ」
俺はアシカのほうから目をそむけた
ブブゥゥーッ
ブブゥゥーッ
ブブゥゥーッ
「つめて!つめて!」
目が開けられなくなった
「うわぁーー!??」
何かにすべった
ゴンッ
どうやら頭をぶったようだ
「アシカ・リーエンス」
アシカの声が聞こえる
「あんたたち静かにしなさい」
おぼろげになって聞こえる
「オルカ、オルカ・・・大丈夫」
俺の意識が消えていく
ポチャンッ
どこだここ真っ暗だ
(苦しいぞ)
プニュプニュ
なんだこの感触
「ぷはぁっ!苦しい!」
「馬鹿!しっ!」
アシカが声を殺したように言って俺の口を押さえた
どうやらアシカと布団の中で密着しているようだ
「ラウルさんは寝たみたいよ」
(??)
いまいち状況が飲み込めない
「おまえが意識を失ったあと帰ってきておそいから泊まってもらったの」
「毛布2枚しかないから我慢しなさい」
(我慢しなさいってどうやって我慢するんだこの状況)
俺は顔が真っ赤になっていた
するとアシカは俺の顔を自分の胸に押し当てた
(殺すきか・・・)
そのまま夜が明けた
「あたしはちょっとラウルさんと話があるから」
「オルカ、先にいってお風呂に入っていて」
「風呂?」
「奥の扉を入ってすぐでしょ」
奥を見た
隠れていて見えない
「あれ?ご飯は食べないの?」
ラウルを見た
微笑んでいる
「お風呂に入ってからにします」
アシカは真面目な顔をしている
「そのほうが落ち着いて話がしやすいです」
俺は頷くしかなかった
奥に行くと扉があり
その手前に服を脱ぐ場所らしきところがあった
(服はここで脱ぐのか?)
アシカたちのほうをみようとしたが見えない
「よし向こうからは見えないな」
服を脱いで
扉をそっと開けて中に入った
じめじめしていて中はガランとしている
タオルとなにかがおいてあるだけだ
「なんだここ?」
「なんだここー、なんだここー」
しゃべりながら周りからいくつかの水の塊が集まってきた
「うわっ!?」
「なんだおまえら」
「なんだおまえらー、なんだおまえらー」
(なんなんだこいつら)
「おまえの名前を早く言え」
水の塊のひとつが言った
「はっ?」
「はっ、はっ」
水の塊たちが繰り返して言う
「なにこいつー、なにこいつー」
少しざわつきだした
(えっと、名前か)
「オルカ」
「オルカー、オルカー」
「・・・・・」
俺はじれったくなった
「なんだよ」
「なんだよー、なんだよー」
ブブゥゥーッ
「うわっ、つめて!」
水をかけてきやがった
「おまえらな」
「おまえらなー、おまえらなー」
「ちょっと頭にきた」
「ちょっと頭にきたー、ちょっと頭にきたー」
ブブゥゥーッ
ブブゥゥーッ
「うわー!つめって!なにしやがる!」
ブブゥゥーッ
すると、扉が開いた
俺は振り向いた
「ラウルさんはちょっと長老の家へ行ったわ」
見ると白い肌をしたスタイルのいい女性が裸で立っている
ふくよかな胸をして
その下は
「え、えーーーー!!?」
「ちょ、ちょ、アシカ」
俺はアシカのほうから目をそむけた
ブブゥゥーッ
ブブゥゥーッ
ブブゥゥーッ
「つめて!つめて!」
目が開けられなくなった
「うわぁーー!??」
何かにすべった
ゴンッ
どうやら頭をぶったようだ
「アシカ・リーエンス」
アシカの声が聞こえる
「あんたたち静かにしなさい」
おぼろげになって聞こえる
「オルカ、オルカ・・・大丈夫」
俺の意識が消えていく
ポチャンッ
どこだここ真っ暗だ
(苦しいぞ)
プニュプニュ
なんだこの感触
「ぷはぁっ!苦しい!」
「馬鹿!しっ!」
アシカが声を殺したように言って俺の口を押さえた
どうやらアシカと布団の中で密着しているようだ
「ラウルさんは寝たみたいよ」
(??)
いまいち状況が飲み込めない
「おまえが意識を失ったあと帰ってきておそいから泊まってもらったの」
「毛布2枚しかないから我慢しなさい」
(我慢しなさいってどうやって我慢するんだこの状況)
俺は顔が真っ赤になっていた
するとアシカは俺の顔を自分の胸に押し当てた
(殺すきか・・・)
そのまま夜が明けた